1983-03-24 第98回国会 参議院 地方行政委員会 第4号
○政府委員(福田勝一君) 本年の一月、交通警察職員の不祥事案についての端緒を福岡県警では入手いたしまして、関係者から事情聴取を行うなど事案の解明に努めてきたところでございますけれども、二月二十八日、レッカー業者と限度を超えた交際をしていたことが明らかになったわけでございます。そこで、関係警察職員七名と、これらを監督する者の監督責任を有する者九名の合計十六名を処分したものでございます。処分の内容は諭旨免職
○政府委員(福田勝一君) 本年の一月、交通警察職員の不祥事案についての端緒を福岡県警では入手いたしまして、関係者から事情聴取を行うなど事案の解明に努めてきたところでございますけれども、二月二十八日、レッカー業者と限度を超えた交際をしていたことが明らかになったわけでございます。そこで、関係警察職員七名と、これらを監督する者の監督責任を有する者九名の合計十六名を処分したものでございます。処分の内容は諭旨免職
○政府委員(福田勝一君) 新聞に報道されたということだけではなくて、その報道の中でも大変批判を受けておりますし、その後いろいろの面で社会的な批判を受けたというふうに申し上げた次第でございますので、御了承をいただきたいと思うわけでございます。 次に、事件として立件送致しなかったという点でございますが、先ほど申し上げましたように、非現行犯でございまして、しかもこの日時あるいは場所、そういったものがふくそういたしておりまして
○政府委員(福田勝一君) 事案の概要について御説明申し上げます。 かけマージャンを行ったと報道されました警察官は、兵庫県警交通部の参事官をいたしておりました警視五十四歳でございます。監察官室におきまして本事案が発覚いたしまして、本人を含めまして関係者から事情を聴取した結果によりますと、この者は芦屋警察署長在任中、これは昭和五十一年の三月から昭和五十三年の三月まで二年間芦屋警察署長に在任しておったのでございますが
○政府委員(福田勝一君) 昨年十一月発覚いたしました大阪府警察における遊技機賭博の取り締まりをめぐる不祥事案につきましては、現職警察官が業者に取り締まり情報を漏らし賄賂を収受するという、およそ法の執行者としてあるまじき事案で、まことに遺憾であり、申しわけなく思っておる次第であります。大阪府警察は今回の事案で警察関係者九名と賭博遊技関係業者十五名を刑事事件として検挙、送致し、国家公安委員会、警察庁及び
○政府委員(福田勝一君) 正規職員は八十四名でございますが、一部各省庁からお手伝いをいただいているという職員が二十数名だったと思いますが、ございます。そのときによって若干の出入りはございます、臨時的なものもございますので。したがいまして、大体百二十人ぐらいの現勢で事務を処理しておるということでございます。 集められます情報でございますが、これはそれぞれの各委託団体、委託団体によりましてはほとんど私
○政府委員(福田勝一君) 御質問の御趣旨は、十二の委託団体から出てまいります資料をどのように収集し、保管し、また利用しておるかというお尋ねだと思うのでございますが、それぞれの団体からそれぞれ私どもが調査収集を依頼いたしました目的に沿いまして、年間相当膨大なものが出てまいります。これは、一定期間をかけまして分厚い資料が出てまいりますものもございますし、あるいは毎日出てまいるものもございます。それらはすべて
○福田説明員 平塚八兵衛氏の例をおとりいただいたわけでございますけれども、平塚八兵衛氏はやめる前にすでに警視に昇任いたしております。そのことを申し上げたいと思います。 それから、諫山委員のおっしゃられますいわゆる試験制度そのもの、それからそういった昇任制度を含めました機構の問題についてお触れになっているわけでございます。その中で、巡査から最高幹部に上がることについては非常にむずかしいというようなお
○福田説明員 最短コースというお言葉が先ほどございましたけれども、比較的優秀な者が大学卒で十五年六カ月、それから高校卒で二十年、比較的優秀な者の実例として申し上げているわけでございますのでよろしくお願いしたいと思います。 もちろん、仰せのように警視になるというのは非常にむずかしい。巡査からそれぞれの昇任試験を受けて警視までにたどりつくという者は数%にすぎないというのが実情でございます。しかし、上級職試験
○福田説明員 ちょっと事実関係につきまして御説明申し上げますけれども、国家公務員の上級職試験を通りまして警察庁採用になりました者は、仰せのように、三カ月間警察大学に入れまして、しかる後、警部補、警部と進むわけでございますが、三年六カ月で警視になっております。 それから一般警察官、各都道府県で採用いたします者につきまして、大学卒の者と高校卒の者とのこの昇任の年限というものが大分違ってございます。一般
○福田説明員 「話す必要がない、法的根拠は何か、令状はあるか」というふうに横山さんなる人が言っておったということ、さらに、大変酒臭い声で、「住所、氏名を言うとおまえらも困るし、おれも困る」こういうふうに言っていたというふうに報告が入っております。
○福田説明員 そのとおりでございます。
○福田説明員 お答えいたします。 午前零時四十五分ごろ、横山さんなる方が警察官に対して、「いま一一〇番をしてきた」と申し立てたという事実はございますが、一一〇番をかけたか否か、警察の方としてはこれは確かめようがないということでございます。
○福田説明員 お答えいたします。 要請は受けておりません。ただ、民商の宣伝カー等によりまして、抗議に筑紫税務署に行くので参加するようにという呼びかけがあったことにより、筑紫民商の方たちが筑紫税務署におもむくということを知ったわけでございます。 それでは、なぜ行ったのかということでございますが、全国的に、過去において民商の会員等による税務署員に対する殴打事件等が幾つかあったということ、そういったことを
○説明員(福田勝一君) たいへん間違えて恐縮でございます。危険海域三万四千三百三十三平方キロメートルございまして、掃海海域が三万一千九百三十九平方キロメートルでございます。掃海率は九三%でございます。九七%と申し上げたのは誤りでございます。
○説明員(福田勝一君) いま少しで終わるんでございますが……。ところが土中に埋まっております機雷と申しますのは非常に探査がむずかしゅうございまして、現在海上自衛隊をはじめ、政府機関等におきましてはこういった機雷の探査能力というのがないわけでございます。ただ、民間の日本物理探鉱という会社がございまして、この会社が外国の特許等を取りまして、土中大体四メートルくらいまで探査能力がある。したがいまして、こういった
○説明員(福田勝一君) お答え申し上げます。 戦後におきますところの機雷処理の状況でございますが、大戦中に敷設せられました機雷の数でございますが、まず、旧海軍等によりまして敷設されました機雷が五万五千個ございます。これは終戦直後の第二復員省あるいは復員庁、これは旧海軍の方々によって主として構成されていた役所でございましたが、この復員庁によりまして二十一年の八月に五万五千個全部を処理いたしております
○福田説明員 防衛庁、自衛隊におきましては、海中におきますそういったイペリット等を中心といたします毒ガス類が発見された場合には、これは主として一般の方あるいは漁民の方、そういう方が発見する場合が多いのでございますが、警察を通じて通告をいただき、直ちに参りましてこれを処理するということでございます。毒ガスの処理につきましては、イペリットのボンベとか、あるいはこれがイペリット爆弾というような形態になっておるわけでございますけれども
○説明員(福田勝一君) 浮遊機雷でございますけれども、浮遊機雷につきましては、これは探査能力が十分整ってございます。例を申し上、げますと、旧海軍が浮遊ないしはおもしをつけまして浮遊させました機雷、これは五万五千発ございます。これはもちろん旧海軍が敷設したわけでございますので、場所等も比較的確認がしやすかったということもございますが、しかし現実に浮遊して流れていってしまっているものもあったわけでございますが
○福田説明員 イペリット弾が海中にありまして、そのボンベ等が腐食しまして海水中に流れた場合にどうなるかということなんでございますが、その辺の研究につきましては厚生省の国立衛生試験所等におきまして権威の先生がいるやに伺っておりますが、私どものほうにおります化学課等の専門家の話の受け売りではなはだ恐縮なんでございますが、大体百時間海水と混合しておれば無害化する、こういうふうに聞いております。日数にして四日余
○福田説明員 お答え申し上げます。 宇部沖の問題につきましては、一昨日防衛局長のほうに山口県知事から連絡がございまして、そういう情報が最近土地の者から入って、しかもそれが相当確実である、こういうことで山口県当局のほうであそこに潜水夫をもぐらして調査をいたします、その結果によって防衛庁に相談に行きたいと思うので、よろしく、これが実は周防灘におきますところの現在の状況でございます。 先ほど環境庁のほうからもお
○福田説明員 先日の五月二十五日、環境庁が中心になりましてやりました会議で決定いたしました件でございますけれども、戦後、防衛庁になりましてから、掃海等の作業によって、大なり小なり海上自衛隊等がこういった作業に関係しておる。そういう点からも、防衛庁が一番手近にこの資料を持ち得るんではないか。もちろん、終戦時におきますところのものにつきましては、第二復員局から厚生省が引き継いでおるとか、あるいは海上保安庁
○説明員(福田勝一君) 海上自衛隊の現有能力では、どうにもならないということでございます。ただ、いま海上自衛隊を中心にしまして、泥中の機雷等についての磁気探査という方法がございますけれども、これは先ほど小柳先生からお話がありました、民間の日本物理探鉱という会社がそういう能力を持っておるわけでございますけれども、これは非常に会社側も、そういった機械の性能については秘密にいたしておりますので、海上自衛隊
○説明員(福田勝一君) 先ほどもちょっとお答えした点なんでございますけれども、先生の御質問が、私どもの一番の掃海についての問題点になるのではないかと思うのでございますが、海上自衛隊におきます掃海でございますが、機能的な面から申し上げますと、やはり海上における一般船舶の航行の安全という観点から、従来とも、水中にころがっているそういった機雷であるならば、音響探査器で十分探査し、それを除去し処分することができる
○説明員(福田勝一君) 最近二年間におきます実績でございますけれども、すでに九三%の、危険海域について掃海が完了しておったわけでございますが、二年間におきまして三十平方キロメートル、機雷の処分数にいたしまして二十二個ということでございます。 これは、先生先ほど仰せになりました四十五年の九月に特別委員会で御質問になられた際にも、たしか申し上げた記憶があるのでございますが、いま海上自衛隊におきますところの
○説明員(福田勝一君) このイペリット等を中心にします毒ガスの基本的な性質等に関しましては、ちょうどきょう専門家が来ておりませんので受け売りで恐縮なんでございますけれども、やはり処置のしかたとして一番よろしいのは、ボンベ等をドラムかんに詰めまして、あと、ふちをコンクリートで固めまして、それを二千メートル以上の海中に投棄するというのが一番安全でございます。それから、それ以外のボンベそのものをなまで投棄
○説明員(福田勝一君) 仰せのとおりだと思うんでございますけれども、何ぶんにも私どもも、切れっぱしの情報等はすでにあることはあるんでございますが、その情報がはたして正確なものであるか、あるいは全体の中からいってどの程度の部分になるのかというような点につきまして、どうも評価する手がかりすらいまのところないような状態でございます。しかし、先ほど申し上げたような方向で、これはちょっと時間はかけさしていただかなきゃならないのではないかと
○説明員(福田勝一君) 私どもは一番腐心をいたしておりますのは、旧軍時代に大久野島を中心といたしまして、銚子沖あるいは別府湾、そういったところにどの程度そういったイペリットを中心といたしますところの毒ガスのボンベが投棄されておるかという資料、これを入手するのに一番腐心いたしておるのでございますし、先ほども環境庁のほうから御説明ございましたように、総理から総点検させよという御下命が出まして、私どもその
○福田説明員 実は、訓練の今回の海域でございますけれども、一応大島東方海面ということで非常に大ざっぱな発表をいたしておりますけれども、使用いたしました海域でございますが、これは御承知のチャーリー海域の東南東でございまして、チャーリー海域を今回は含まない訓練をいたしております。
○福田説明員 たしか昨年の三月に同様訓練が行なわれました後におきまして本委員会で、防衛庁としては、米原子力潜水艦を目標にいたしましてそれを探知、追尾する訓練を今後ともやるのかどうかという御質問があったわけでございます。その際に、当時の防衛庁長官中曽根大臣が、今後ともやっていきたいということを新聞等で一般にも発言されておりますので、防衛庁の方針といたしましては、今後も続けていきたいということを申し述べたわけでございますけれども
○福田説明員 お答え申し上げます。 この法律案の趣旨は、あくまでも危険防止ということでございますので、わが海上自衛隊の艦艇につきましても、この法律にいうところの一般の船舶と同様な扱いをこの法のもとで受けるべきだ、かように考えておる次第でございます。ただ、私どもといたしましては、海難救助等、災害派遣に従事するという特殊な任務がございまして、そういった海難救助等の災害派遣に従事する場合の艦艇の出動につきましては
○説明員(福田勝一君) 立川の基地が、東京都を中心にいたします大地震、火災が発生いたしました場合における災害時にどのような役割り、機能を果たすのかという点でございますけれども、この点につきましては、実は昭和四十五年の三月に、消防審議会の非常に内容の深刻な答申が出まして、それをにらみまして、私どもすでに全国でたいへん災害派遣の経験等積ましていただいておりますので、そういったことを基礎にいたしまして、逐次検討
○説明員(福田勝一君) はい。自衛隊について申し上げます。これはR91でございます。日出生台演習場でございます。これは大分県の玖珠郡玖珠町でございます。陸上になっております。次がR92、十文字演習場、これは大分県速見郡日出及び南端ということでございます。次がR96、日本原演習場、これは岡山県勝田郡勝北町及び奈義町にわたっております。次がR99、長池演習場、これは京都府久世郡城陽町でございます。次がR101
○説明員(福田勝一君) 先ほど政務次官が説明いたしましたように、制限空域、略称Rというものがわが国周辺上空に二十六カ所ございます。そのうち十四カ所が米軍の訓練のために画定されたものでございまして、十二カ所が自衛隊の訓練のために設定されたものでございます。それを申し上げたいと思います。 まず、米軍の関係でございますけれども、これは私どものほうからお答えするのはどうかと思うんでございますが、これは御承知
○説明員(福田勝一君) お答え申し上げます。 第一点の、主として行くえ不明者等の発掘等、そういった作業が終わった場合に、あまりにも早々撤収し過ぎるのではないかという御質問でございますけれども、実は先ほどもこの問題につきまして前の先生にお答えしたのでございますけれども、私どもといたしましては、「人命又は財産の保護」ということでございますけれども、この「財産の保護」の中には当然個人の財産というものも入
○説明員(福田勝一君) 第一点でございますけれども、災害派遣につきましては、法に基づきまして現地の要請によりまして出動するわけでございますが、この撤収につきましては、県知事と十分調整をいたしまして撤収をするということになっているわけでございますが、自衛隊といたしましては、せんだっての台風二十五号の災害によりまして千葉県に派遣いたしました派遣の状況でございますけれども、最も長いのは五日というような例もございます
○説明員(福田勝一君) 一部、新聞等に報道されました関係と実際の事務的な手続の動きの関係につきまして御説明申し上げたいと思います。 まず、先ほどの、八月十日の閣議におきまして西村防衛庁長官からその席で報告されまして、緊急対策要綱の範囲内で十一日から陸上自衛隊と海上自衛隊の飛行の再開をする旨報告をされたわけでございます。 次に、この防衛庁としての、訓練再開についての一応の方針とは別個に、緊急対策要綱
○説明員(福田勝一君) 現在、防衛庁が訓練ないしは飛行を再開いたしております分でございますが、これは陸上自衛隊が十一日から、海上自衛隊が十三日から、いずれもせんだって七日に決定せられました航空交通安全緊急対策要綱、これに基づきまして低高度におきます飛行を中心といたしまして訓練を再開しておるわけでございます。 なお、先日、運輸省が、もちろん私どもとの協議の結果、運輸省が十一日にノータムと申しますか、
○説明員(福田勝一君) お答えいたします。 自衛隊の航空機の、機種別の必要とされるパイロットの数でございますけれども、自衛隊の代表的な航空機につきまして、昭和四十五年度末におきます機種別のパイロットの所要数を申し上げますと、次のとおりになるわけでございます。 まず、陸上自衛隊の多用途ヘリコプター、HU1Bというておりますが、これが六十四機につきまして百二十八人でございます。輸送ヘリコプター、これは
○福田説明員 お答えいたします。 今回の日米対潜合同訓練でございますけれども、これにつきましては、米側の都合等がございまして、どうしてもこの時期でなければ訓練ができないといった事情がございましてやらしていただいたわけでございますけれども、今後はこういった漁業の最盛期の時期等につきましては、できるだけそういう海域を避けるように、また、そういう漁業の最盛期におきましても漁船の操業に当たっているようなところをできるだけ
○福田説明員 お尋ねのとおり、日米合同対潜訓練等におきまして、相当数の漁網を切っているという事実があるわけでございますが、これに対しましては被害状況を的確に把握いたしましてしかるべき補償をしなければならない、かように考えている次第でございます。 〔委員長退席、三ツ林委員長代理着席〕